本装置は、指定されたパイプ材を半自動にて切削する加工機です。切削するに当たり、あらかじめ「レシピ」作成しておきます。
切削対象パイプ材をセンタリング装置に載せ、センターリングを実行させた状態を想定して座標を決めていきます。このように切削工程(ステップ)ごとに作図し、それぞれの動作時のオフセット軸、アングルヘッド軸、X軸、Y軸、θ軸の座標を求め、このレシピを基にしてターンミラーは動作します。
主な仕様
1.鋼管内径 φ300mm(Min) ~ 1,500mm (Max)
2.肉厚 10mm(Min) ~ 130mm(Max)
3.長さ 1,000mm(Min) ~ 12,500mm(Max)
4.本体装置
(1) ミーリングヘッド(カッター回転、B軸アングルヘッド、オフセット軸)
(2) ミーリングマシン本体(主軸移動、未リングヘッド移動、主軸旋回)
(3) センタリング装置(固定側ラム昇降軸、移動側ラム昇降軸、可搬吊上移動式受台)
ターンミラー装置全景 | センターリング調整状況 | 端面加工状況 |
動画(ターンミラー切削加工)