切削油を使用せず、圧空冷却による冷却切削機です。I開先用,U開先用、各バイトホルダーを用いて、パラメーターをオペレーターが入力することで、加工寸法を任意に設定・変更することが出来ます。内径の検出は、タッチプローブセンサーを用いた内径中心検出機構にて自動測定を行い、自動で切削加工を行うことが出来ます。また、鋼管の固定は、適用管にマッチしたクランプ治具をオペレーターが交換することにより、エアシリンダーを使用し、自動でクランプやアンクランプを実現しています。
主な仕様
1.適用鋼管 φ14~φ20、φ20~φ30、φ30~φ50 3種類
2.昇降スピード 5mm/sec ~ 75mm/sec
3.走行スピード 5mm/sec ~ 75mm/sec
4.前後送りスピード
(1) 送りスピード 5mm/sec ~ 75mm/sec(非切削時)
(2) 切削送りスピード 0.01mm/sec ~ 0.1mm/sec(切削時)
5.切削用インバーター 29rpm(6Hz)~ 290rpm(60Hz)
パイプ先端の確認用センサー | センター及び内外径センサー | パイプ外径測定 | パイプ端面切削中 |
加工後の端面 | 開先切削中 | 端面・開先切削後 |
パイプ内径の検査 | パイプ外径の検査(1) | パイプの外径検査(2) | 開先の長さ計測センサー |
動画(加工開始から寸法計測まで)